こだわりの商品 こだわりの商品

雪塩ソフトクリームが愛されるわけ 雪塩ソフトクリームが愛されるわけ


ある日の会議中のこと。「アイスクリームに塩をかけるとおいしいと、お客さまが話していた」と話題に上り、その場で商品開発が決定します。 年中暑い宮古島で、口当たりの重たいアイスクリームやソフトクリームは馴染みのない嗜好品。 スタッフはいまひとつピンとこなかったのですが、試しにアイスクリームに雪塩をかけて食べてみたところ、反応は上々でした。 そのころ巷では塩のジェラートが流行り出していましたので、それならばソフトクリームにしよう! と試行錯誤がはじまりました。半年ほどで、商品として販売できるところまでこぎつけました。 当初はやはり島の方たちにはあまり好まれませんでしたが、少しずつ普及していくような手ごたえも感じていました。 さらなる品質向上が目標となりました。濃厚なのに後を引かないキレのある味、いつまでも食べ続けたい、食べ終わったとき「もう少し食べたい」と思わせるような、微妙な塩加減。 発売から8年を経た現在も、おいしさの追求は続いています。 今では島内にも、雪塩ソフトのファンが大勢います。

合わせ塩がヒット商品になったワケ 合わせ塩がヒット商品になったワケ


塩屋を開業したばかりのころ、「天ぷらに抹茶塩をつけて食べること」がブームになりつつありました。それを受け、専門店ならではの商品づくりを思い立ちます。 コンセプトは「塩のプロがつくる、使って楽しい塩」。いい塩梅にこだわりながら、とりあえず何でも雪塩と混ぜて試してみることにしました。最初に商品化したのは「ごま塩」でした。 味はいいのですが、オリジナリティに欠けるということで、さらなる試作に励みました。 ある日、「ごはんの塩」という合わせ塩がスタッフから提案されました。私は「そんな合わせ塩は売れない」と取り合わなかったのですが、ほかのスタッフたちの後押しもあり、販売することになりました。 これが大ヒット商品に! 奇をてらわず肩の力を抜いて取り組むこと、先入観を取り払い純粋な気持ちでおいしさと向き合うことの大切さを、私はこのとき学びました。 「ごはんの塩」は現在も、合わせ塩の中でいちばんの人気商品です。料理の味を簡単に決められる合わせ塩は、当店自慢の人気商品に成長しています。目標は合わせ塩100種類! 現在、約50種類の味を販売しています。 ようやく半分までたどり着いたところです。
国内有数のわさびの産地である静岡県は、今から400年以上も前の江戸時代初期に、わさび栽培が始まったところといわれている。わさび栽培に必要不可欠なのが、水温13度前後を保つ美しい湧き水。田丸屋本店は静岡県内に3カ所、自社のわさび田を所有しているが、いずれも水温11~14度の湧き水が豊富な山間の渓谷にあり、一年を通して栽培することができる。「水の流れだけで浄化することができ、雨が降っても水は濁りません。ですから農薬も肥料も不要。豊かな森の湧き水の養分だけでわさびを育てます」長年、田丸屋本店に勤め、現在は生産工場を併設する「ステップインたまるや店」の総支配人を務める栗原隆さんはそう話す。澄み渡る空気がすがすがしい。足元の沢ガニを見つめていると「夏にはホタルが飛び交います」と栗原さん。 この清流で11~18か月かけて、わさびはじっくり成長していく。
田丸屋本店の代名詞である「わさび漬け」。塩漬けしたわさびの根と茎に酒粕を混ぜ合わせた田丸屋のわさび漬けが、静岡名産として全国に広 まったのは明治時代のこと。丸い化粧樽に詰めるという斬新な手法は、そのとき考案された。
田丸屋写真 田丸屋写真
田丸屋本店 たまるやほんてん
静岡県静岡市葵区紺屋町 6-7
Tel.054-254-1681
ステップインたまるや店
静岡県駿河区下川原 5-34-18
Tel.054-256-1188
http://www.tamaruya.co.jp
唐辛子の伝来については諸説あるが、七味唐辛子として日本国内で普及したのは江戸時代初期のこと。八幡屋礒五郎の初代が善光寺境内で七味唐辛子を売り出したのは江戸中期と伝えられている。当時はこの辺りで手に入るものを原料として使い、それが八幡屋礒五郎の七味唐辛子の原型となり、現在へと受け継がれている。 9代目となる室賀(むろが)豊さん曰く、七味唐辛子を構成する七つの素材に定義はないという。「店ごとに味や香りに工夫を凝らし、それが特徴になって表れます」八幡屋礒五郎の七味の特徴は、辛みと風味のいずれも立つように構成していること。昔から変わらぬ秘伝の味は、少しかけるだけで料理に深みを増す。これまで原料の多くを県外産や輸入に頼っていたが、県内に自社工場を作り、よりオリジナリティの高い七味唐辛子作りに着手している。「唐辛子も、信州大学と共同し品種開発にも取り組んできました」と宝賀社長。「信州の七味唐辛子」としての魅力は、今後ますます高まることが期待できる。
紙袋のデザインは、江戸末期に流行った木版画の技法を用いて作られている。大正時代に考案されたというブリキ缶は、かわいいデザインと使い勝手のよさで、今現在も人気が高い
根元 八幡屋礒五郎 やわたやいそごろう
大門町店
長野県長野市大門町83
Tel.026-232-8277
http://www.yawataya.co.jp